2021年9月23日木曜日

ポルトガルのクロワッサン



初めてリスボンへ行ったとき滞在していたベレンの簡素なホテルには朝食がなかったので隣にあるパン屋さんで飲み物とパンのセットを食べていた。パンを選んでハムとチーズを挟んでくれる。偶然選んだパンが美味しくて毎日食べていた。

宿泊していたホテルが歴史的に有名な場所にあることに気がついたのは着いて数日後だった。エッグタルトの発祥店で、いつも観光客が並ぶPastéis de Belémはすぐ隣で、その向こうにジェロニモス修道院があることがわかったのは、撮った写真を知人に送ってPastéis de Belémの創業年1837の数字が歩道の石畳にあるのを教えてもらった時だった。


2度目の滞在で、リスボンのアパートメントに住んでいたときは、いつもその黄色のパンをパン屋さんかスーパーで買って来て食べていて、ドイツに戻る時には買い込んでいた。

そのパンの正体がしばらくわからなかったが、昨夜「ポルトガル・パン」で画像検索して見つけた。クロワッサンだったのだ。フランスのクロワッサンとはまったく別物で、しっとりしていて甘く黄色なのでクロワッサンとは思わなかった。三日月の形とは違う。

ポルトガル語のレシピを見つけて和訳して焼いてみたが、まだホンモノには近づけない。

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