2019年1月3日木曜日

ロスバゲ体験

日本から欧州着の便でロスバゲになったことが何度かある。自分のスーツケースが出てこないままベルトコンベアーが停止して初めてそのことがわかる。窓口で手続きをして、届けてもらう住所を書く。歯ブラシととTシャツが入ったセットを受け取る。
 
ところが、日本着のANA便では飛行機を降りた所に名前が張り出されていてスーツケースが一緒に載っていなかったことが告げられる。そして荷物受け取り場所に係員がいて親切に対応してくれる。今回の帰国時がそうだった。2個のうち一つのスーツケースがロスバゲでラッキィーと思った。翌日に宅急便で自宅に送ってくれるから楽なのだ。

スーツケースが次の便で届いてから、航空会社が代わりに税関手続きを行うことの承諾書と、鍵があればそれを預け、暗証番号を教えておく。税関を出ると別の係りの人が乗り継ぎカウンターまで案内してくれた。このような親切な対応をしてくれるのは日本だけだ。乗客の預けた荷物が同じ便に載っているかはコンピュータで調べればすぐにわかるはずだが、海外では事前に教えてくれることはない。

ロスバゲはいつか必ず起こるので、海外に行く時には着替え、歯ブラシなど、すぐに必要はものを手荷物に入れることにしている。一度、ロシアのペテルスブルグ着でロスバゲになった時は大量の書類を書かされた。そして、スーツケースがホテルに届いたのは到着の4日後だった。空港からホテルまでの運送がなかなか行われなかったのである。ノートパソコンと電源コードと変換プラグまで手荷物に入れておいたのでプレゼンも問題なかった。

ところでANAから電話があり、私のスーツケースは翌日の便に載ってなかったという。届くのは明日になりそうです。