2022年8月30日火曜日

がっかりすること 無駄なコロナ対策

夏休みが終わり、小学校の先生が一生懸命に教室の机をアルコール消毒して拭いている映像がテレビのニュースで流れていた。扉まで拭いていた。

葬儀社はいまだに、亡くなった方を袋に入れているという。

この国の責任者は、なぜ、このようにまったく意味がない感染対策を止めるように言わないのか。

新型コロナウイルスは、エアロゾルによる空気感染が感染ルートであり、接触感染はほとんどないことは、このウイルスが出現して半年後には明らかだった。その後の多くの研究論文がそのことを支持している。

科学的根拠がないことを怖れる必要はない。

「怖れない」で思い出したが、外を散歩する時にマスクをする必要は以前から全くない。最近、半数ほどの人がマスクをしていないので少し安心である。

 

「コロナは終わった。コロナは普通の風邪と同じになった。これまでのように怖れる必要はない。ウイズコロナで行こう。」

という言説が世界的に流れている。しかし、これも科学的にみて間違っている。

このように人々に思わせるのが、新型コロナウイルスの巧妙な戦略です。

世界はこれから、後遺症による多様な健康被害の増加に対処しなければならなくなるだろう。 さらに、新たな変異ウイルスが生じるでしょう。

 


2022年8月27日土曜日

多くの動物へのSARS-CoV-2感染が拡大しています

新型コロナウイルスSARS-CoV-2は、コウモリから人間に入ってきたと考えられています。感染が始まった頃に、ネコやイヌなどのペットにも感染するのですか?と問われたことがありましたが、当初、報告はありませんでした。

2021年の2月にイヌでの感染が報告されました。また、デンマークでのミンクの感染、香港のペットショップのハムスターの感染が報道されています。膨大な数のミンクが殺処分されました。

これまでの調査によって、SARS-CoV-2は、23種の動物に感染を広げていることがわかりました。35カ国での報告があります。感染が確認された動物は、トラ、ライオン、ネコ、イヌ、ゴリラ、オジロジカ、ハムスター、ミンク、カワウソ、アリクイ、マナティ、カバなどと幅広いです。

 

各種動物に感染を広げたSARS-CoV-2ウイルスは、変異を繰り返して、再び人間に戻ってくる可能性があります。なかでもネコ、イヌから人間への感染ルートがもっとも危険です。

緊急に必要なことは、SARS-CoV-2を含めて、人間と接触がある動物たちが有していいる全ウイルスのサーベイランスでしょう。動物から飛び越えて人間に感染しうるウイルスはSARS-CoV-2だけでなく多数あります。地球温暖化の影響で人間と動物たちの接触が多くなっていることも気がかりです。

すべての生物はウイルスと共に地球上で進化してきて、共に生きていることは、苦しみも伴うことです。鳥や羊や牛がウイルスに感染した場合、人間は徹底的に殺処分を行うことも。


2022年8月6日土曜日

北海道カボチャ

先日札幌で、北大に就職したドイツ人と話をしていました。彼がドイツで「日本の北海道に行く」と言ったら皆に「ああ、カボチャのところね!」と言われたそうです。ドイツのスーパーに行くと「Hokkaido Kürbis」というかぼちゃが売っているのでみんな知っています。カボチャ=北海道です。Hokkaidoカボチャは欧州の他の国でも売られているそうです。Hokkaidoが日本にあることを知らない人もいると思う。でも北海道という品種のカボチャは日本にありません


京都は、1997年の気候変動に関する国際会議で採択された「京都プロトコール(議定書)」としてドイツで知られているのは意外でした。他の日本の都市では鈴鹿が有名だそうです。東京に加えて、広島、長崎はもちろん知られています。

ドイツ人の彼が日本のスーパーで見つけて笑ったのはフランクフルトソーセージだそうです。