2021年8月20日金曜日

有効な感染予防対策は何か?

デルタ変異コロナウイルスによる感染は全国的に深刻な状況になっています。危機的といってよい。いつピークアウトするかがわかりません。問題は、政府が有効な感染防止策を訴えることができないことです。接触感染でなく空気感染を恐れなさいというメッセージさえ語られたことがない。これまでのやりかたでは通用しないことは明らかである。

ワクチン2回接種が終わっていない人が特に要注意です。ワクチンの効果は9月末になって国民全体の50-60%が接種を終えることからおそらく徐々に見えてくると期待されます。つまりそれまではピークアウトしなくて、医療崩壊が全国的に広がってゆき、治療が受けられないで重症化して死亡する人が増え続けるというのがひとつの予想です。最悪の予想はさらに大きなピークが来るというものです。9月12日に緊急事態宣言が解除できる状況にはならない。

個人的には、行く場所で携帯用のCO2モニターで換気度をチェックして800ppm以上の場所は避けるのが有効だと思う。至る所にアクリル板、ビニールシートが設置されているが、感染防止に役立っていないばかりか、空気の流れの障壁になってむしろ感染のチャンスを増やしていると考えられる。アクリル板を設置していると、対策をしている安心感を与えるが偽りである

 

       人口あたりの7日平均感染者数をインドと比べてみた↓