2021年2月17日水曜日

東ドイツ生まれのアンペルマン

 

共産圏の東ドイツのデザインは建物にしても暗くて映えなく、遊び心があるかわいいデザインなどないと思っていました。

ところが、マグデブルクでスーパーに行く道で、歩行者用の信号に男の子と女の子を見つけて見方が変わりました。アンペルマンは、1961年に東ドイツの交通局に勤めていた交通心理学者カール・ペグラウさんが考案しデザインしたものでした。女の子のアンペルフラウは東西統一後に出てきました。

統一後に東ドイツの信号機が西ドイツのものに取り替え始められたのですが、アンペルマン復活の市民運動がおこり、アンペルマンが生き残りました。そればかりか西でも使うところがでてきました。ベルリンにはアンペルマンショップがたくさんあり、いろんなグッズが売られています。

(オランダのユトレヒトには1箇所だけにミッフィの信号があります!)

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