2021年1月27日水曜日

みどりのワインを飲みながらリスボンで魚を食べた思い出

ヨーロッパの国は、それぞれ言葉も文化も食習慣も歴史も違うことは当然かもしれないが、実際にその国に行って生活してみて、知り、感じることがたくさんある。昨年までにリスボンへ3度行く機会に恵まれ、ポルトガルの食文化を知ることができた。

 ポルトガル行きは計画になかったが、一人の人との出会いがきっかけで、ドイツ行きに合わせて旅することができた。すでに書いたように他の欧州国とは違う発見がたくさんあって、何よりも魚介類が豊富でいつも食べることができるのが日本人にとってうれしかった。

 最初に食べたのはイワシだった。初めて行った時に泊まっていたベレンのホテルのフロントのお兄さんに教えてもらった店だ。イワシが国民食である国があるなんてすばらしい。イワシをデザインした食器とかもあります。

ポテトとバンとの組み合わせは初めてだったけど、イワシは最もポピュラーな魚で、6月にはイワシ祭りという催しがあるという。

海辺のカフェで食べたタコのボイルステーキが柔らかくて絶品だった。日本にはない食べ方である。付け合わせはクスクスだと思う。

 

2度目の滞在は、アパートを借りて自炊した。スーパーに行くと見慣れないものが売っている。タラの塩漬けBacalhauである。これを買ってきて何日も塩抜きして様々な料理に使うそうだ。 買ってきて料理したかったが少し勇気が足りなかった。

 

 

 

研究所のカフェテリアの3種類あるランチメニューのひとつは魚である。丸のままの魚と切り身のときもある。醤油と箸がほしい。たまにイカが加わる。いつも、魚本来の味を生かした調理法である。

 

魚介類料理に合うのが”緑のワイン”vinho verde。スパークリングワインで、リスボンの乾いた空気の中で飲むと、軽くてとてもよい。

 昨年、リスボンで飲んだGATAOヴェルデワインが福岡の店にあるのを見つけてしまった。しかし、ネコが新しいデザインになっていました。 現地では確か600円ほどだったが、日本で輸入品は倍額ですね。

 





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