2022年7月4日月曜日

コロナと骨  COVID-19 can cause bone loss

新型コロナによる自粛で人々が運動不足になり骨粗鬆症の人が増えると言われています。ところが、これまでの複数の研究によりコロナ感染により骨量が減少することがわかってきました。研究はマウスやハムスターを用いて行われています。治療に用いられるステロイドによっても骨の減少が起こりますが、コロナウイルスの感染が骨に影響を与えているのです。

 破骨細胞(骨を破壊し再吸収する細胞)が増加しているという報告があります。コロナ感染により引き起こされる体内の炎症シグナルであるサイトカインが骨代謝の制御を乱すようです。軽度、無症候感染のマウスでも観察されています。

コロナによって骨粗鬆症の人が増加することになります。コロナの後遺症は体内のあらゆる場所で起こっています。新型コロナは、肺炎のウイルス、風邪のウイルスというは完全に誤りです。

日本ではコロナに感染した人は割合はとても低いのですが、ほとんどの人がコロナに感染している国では、さまざまな健康被害がこれから問題になってゆくのは確かでしょう。

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