2021年4月12日月曜日

「仮定の質問に答えるのは控えたい」「65歳以上へのワクチン接種始まる」

最近、政治家がこのように言うことが多い。政治家は、単に答えられない、答えたくないのであり、それは政治家として不誠実な態度であり、無能であることを示している。

そもそも仮定の質問こそが重要である。仮定の条件でどうなるかを予測して現在を考えるからである。

政治家はどのような質問に対しても答え、国民に説明する義務があると閣議決定してほしい。これは常識であるから。

記者が予め質問を提出しておいて、官僚書いた回答の文章を読むのは茶番でしかない。

話は逸れるが、日本の大学の博士号の公聴会の審査は甘すぎる。欧米では発表の後の質問は1時間以上もあり、内外の複数の審査員が質問する。その質問にいかにディフェンスできるかを審査するのである。仮定の質問に答えることができないなら失格だろう。


「65歳以上へのワクチン接種始まる」とニュースにあるが、届いたのは全市区町村の1割弱で、さらにその数がサンプル程度。福岡市に届いたのは975人分しかない。

医療関係者の接種が終わってから高齢者と思っていたらそうではなかった。医療関係者の接種が進んでいない。福岡県では来週までに届く分を含めても4分1にも達しない。

なぜ日本はワクチン接種をこれほどまで遅くしているのだろうか?

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