2011年9月9日金曜日

マルシェ

昔、共同研究の話し合いのためにひとりでディジョンへ行きました。訪問先のJが、明日の朝にマルシェに買い物に行くけど興味ある?と聞かれたのでもちろんと答え、朝、ホテルから待ち合わせ場所に出かけていった。彼の家庭では買物は彼の担当だそうだ。すべての食材を毎週マルシェで買うという。野菜、肉、魚、チーズなどあらゆるものを買うのにつきあった。ディジョン中心部ののマルシェはバレーコート2面分のほどの建物とその周囲に出ていた。Jは、店の人とは知り合いで、特に野菜売り場の人とは親しいようだった。挨拶を交わして雑談しながら買い物をしてゆく。チーズ売り場では青カビまみれのやぎチーズを勧められて日本へのおみやげに買ってくれた。買い終わると彼の登山リックが一杯になった。ラボに行って冷蔵庫に収納した。マルシェは好きでいつもパリで歩いて見ているが、現地の人が買うところを実際にみることができてとてもよい経験だった。

フランスでも大型スーパーができてそこで買物をする人が多くなっているが各地でマルシェは健在である。現地の人とスーパーに行ったときに、大量生産されていてどこでも売っているチーズをカゴに入れたらこれはやめておいたほうが良いと言われてた。そして売り子の人がいるスーパーのなかのチーズ売り場に行って、相談しながらお勧め現地特産のチーズを買うことができた。地方の特産物に対するフランス人の思い入れを強いことを感じることができた。

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