2011年5月14日土曜日

君と好きな人が  百年続きますように

先週のゴールデンウィークで1日だけ休みが取れたので、映画 The King's Speech を観てきました。最後の場面では泣いてしまいました。良い映画でしたがもう一回観たいという映画ではありませんでした。

一方、「カサブランカ」(1942)は、何回観ても新しく気づくところがあります。前回の欧州行きの機内でまた観ました。いろいろなメッセージが隠されている。サムがピアノであの曲を弾かされる場面がすきです。Play it, Sam. Play "As Time Goes By." Oh I can't remember it, Miss Ilsa. I'm a little rusty on it. また、何度観てもラストシーンが好きです。

ピアノと言えば、"The Pianist"(2002)は、ロマン・ポランスキーの作品でユダヤ人ピアニストであるシュピルマンの経験に基づく映画です。ワルシャワが舞台であり、ショパンのピアノ曲が演奏されます。最初は機上で観て、映画館でもみました。昔行ったワルシャワがなつかしい。ワルシャワの大きな公園のショパン像がある池のそばで、夏の日曜日の午後に野外ピアノコンサートがある。ちょうど日程があって行くことができた。ワルシャワ蜂起の記念の場所にも。


ポーランド映画で最近観たのは「カチンの森」である。東京での用務が早くおわり岩波ホールで。重い映画である。巨匠という肩書きがつくアンジェ・ワイダ監督が何十年も待って漸く制作することができた、歴史的事実を明らかにする映画である。この映画には昔と変わらないクラフクの町並みが出てくる。

Halifaxは「赤毛のアン」のPEIへ行くときに必ず経由する美しい街で昔2回行きました。泊めてもらった大学の知り合いの自宅は湾の奥の海のそばにあってカヌーで海に漕ぎ出すことができる。映画の「ハナミズキ」にHalifaxが出てくることを聞いて、その映像を見たいがために観に行きました。出てきたPeggys Coveの灯台や街は知っているところばかりでなつかしかったです。

というわけで、タイトルは一青窈の「ハナミズキ」の歌詞からとりました。平和を願う愛の歌だと思います。